種類 | カミキリムシ類 | ゾウムシ類 | タマムシ類 |
写真 | |||
種名 | ヒメスギカミキリ | オオゾウムシ | クロタマムシ |
種類 | スギカミキリ・ヒメスギカミキリ・イエカミキリ・タケトラカミキリ・クロトラカミキリ・ベニカミキリ・マルクビケマダラカミキリ・オオハナカミキリ | オオゾウムシ・コササコクゾウムシ・ササコクゾウ・カミヤササコクゾウ | クロタマムシ・ウバタマムシ・マスダクロホシタマムシ・クロホシタマムシ |
食害材 | マツ・ケヤキ・タケ・スギ・ヒノキ・サワラ | アカマツ・スギ・ヒノキ・サクラ・モミ・トドマツ・エゾマツ・クリ・ナラ・ニレ | 針葉樹の枯木や丸太・クロホシタマムシはクリ材やナラ材 |
形態特徴 | 種により異なりますが成虫の体長6~27mm。ヒメスギカミキリは成虫の上翅の体色に変異があり赤褐色~緑銅色~青色等様々です。 | 種により異なりますが成虫の体長12~30mm。黒色の地色に褐色の粉を吹いていて細かい凹凸がある硬い外骨格があります。ゾウムシの特徴として長い口吻があります。 | クロタマムシは体長11~22mmで金属光沢のある銅色です。 |
生態 | 樹皮に傷をつけて産卵します。ふ化した幼虫は穿孔加害するので幼虫が侵入した木材を使用した場合に、のちに成虫が飛び出してきます。スギカミキリの脱出口は楕円形をしています。ヒメスギカミキリは伐採後の比較的新しい丸太に産卵し被害を与えます。 | 貯木場などで発生し材部に穿孔加害します。針葉樹材特にマツ材の他に、クヌギ、クリ、ニレの材も加害します。加害箇所は1.5m以下の場所で多く見られます。 | マツや針葉樹の枯木や加工した丸太に産卵します。産卵された材を使用した場合に、数年後に材に穴を開けて出てきます。乾燥材に産卵することはありません。 |
幼虫期 | 数ヶ月・2年・3年・4年・45年 | 4~5ヶ月 | 数年~10年 |
成虫の出現時期 | 3~9月 | 4~9月 | 6~10月 |
産卵場所 | 樹皮下に産卵します。 | 不明ですが針葉樹材などの枯死部や衰弱木に口吻で穴を開けて産卵するか、割れ目などに産卵するとされています。 | 木の表面にあるヒビに産卵管をさして産卵します。 |
加害箇所の特徴 | 丸太の心材部まで加害し直径7~8mmの虫孔をあけます。建材に加工されて数年後に成虫が飛び出してくることがあります。 | 初期の虫孔径は2~3mmで長さ10mm、最終的には虫孔径は5~10mmで長さ10~20mmになります。虫孔からは砥の粉状の糞が大量に排出されます。 | 樹皮下を幅広く食害していきますので表面からは判断できません。 |
虫孔の大きさ | 3.5~9.0mm | 5.0~10.0mm | 5.0~10.0mm |
木材の加害対象 | 生木・貯木 | 貯木・製品・腐朽部 | 生木・貯木・製品(樹皮付) |
|
お問い合わせ、ご相談は、お気軽に当協会事務局へ
03-3254-0014
03-3254-0014