防除方法の選びかた
生息が少ない場合はケムシや卵塊のついた枝葉を切り取り、埋める方法があります。
しかし、大量に発生した場合は樹木を殺虫する必要があるため、専門業者への依頼が必要です。
ドクガ、チャドクガは光に集まる性質があり、成虫にも毒針毛があるため、注意が必要です。
虫に触れてしまったらガムテープで毒針毛を取り除くか、患部を水洗いし、毒針毛を洗い流します。
患部が腫れてきたら抗炎症軟膏を塗るか、症状がひどい場合は病院で治療を受けます。
①樹木の管理 | ②専門業者に依頼 |
ケムシ対策 成虫よりもケムシの方がかゆみなどの被害を受けやすい。小さなケムシが木に集まっている場合、枝ごと葉を切り取り、土に埋めます。ケムシが大きくなると樹全体に広がりますので、箸などで1匹ずつつまみとって捨てるしかありません。 殺虫剤を使用する場合は、園芸用の薬剤をラベルに書かれた処方にしたがって希釈し、付近に飛散しないように注意しながら樹全体に散布します。殺虫剤には対象害虫と対象植物が指定されていますので、記載されていない場合は使用を控えてください。 成虫の屋内への侵入防止
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専門業者は被害のある樹木に対応したケムシ用の薬剤を噴霧機を使用して、広範囲に殺虫することができます。 なお、ドクガ、チャドクガは駆除後も毒針毛が残るため、被害のあった樹木には不用意に近づかないようにします。 |
*このページでご紹介した防除方法は1例です。すべての状況において防除効果を保障するものではありません。
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03-3254-0014
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