防除方法

被害予防

①裸足、サンダル履き等脚を露出して山野を歩かない

うっかりヘビを踏みつけてしまった場合の対策です。
登山靴であればなお安全ですが、通常の靴でも咬症を防ぐことが可能です。
丈夫な生地の長ズボンを着用することも大切です。

②石の間、倒木の隙間にむやみに手を入れない

ヘビは狭い箇所を好み、石や岩の間、倒木周りに潜んでいることが多いため、 このような箇所に、確認なく手を入れてしまわないよう注意が必要です。

③ハイキング等では、茂みを避け道を歩く

足元を確認しづらい茂みでは、うっかりヘビを踏んでしまうことがあります。

④ヘビに触らない

ヘビを捕まえようとしての咬症被害が多く発生しています。
また、死んでいると思っても触らないようにしましょう。動いていなくても生きている場合や、死んで間もない場合は頭部の筋肉が動き、咬まれる場合があります。

⑤近づかない

山野ではとぐろを巻いているヘビに出会うことがあります。咬症被害を防ぐため、むやみに触らないようにしましょう。

防除

①専門業者に依頼する

ヘビの防除は非常に困難で、完全な駆除は不可能に近いと言えます。 どうしても捕獲が必要な場合は、むやみに触ろうとせず、専門業者に捕獲を依頼しましょう。

②忌避剤の使用

現在は、ヘビの嫌がる臭い等を使用した忌避剤が市販されています。
ヘビをよく目撃する箇所等に配置することによって、家屋等に近づけないようにすることも有効です。

③ネズミや鳥の対策

アオダイショウについては、餌となるネズミや鳥を求めて、民家に侵入したり、池に生息するカエル等を捕食したりすることがあります。
家屋や庭にネズミや鳥の生息がある場合は、その対策を行うことで、ヘビの餌を減少させることをお勧めします。

咬まれた時の対応

①万一咬まれてしまった場合は早急に病院へ行き、医師の指示を受けて下さい

②山野に入る前には、血清のある病院をあらかじめ確認しておくことが大切です。

ヘビの相談

ヘビに関するくわしい情報、質問等は、群馬県太田市にある「ジャパンスネークセンター」のホームページ(http://snake-center.com/)、「へび百科」にて紹介されています。

お問い合わせ、ご相談は、お気軽に当協会事務局へ
03-3254-0014

 

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