ヤスデの種類 | ムカデの種類 | ゲジの種類 | |
ヤケヤスデ | トビズムカデ(アオズムカデ) | ゲジ(オオゲジ) | |
形態的特長 | 体長は約2cm。体幅は約2mm。体色は茶褐色で脚は31対。 | 頭部が鳶色(赤褐色)なのでこの名があります。体長は15cm以上になり、寿命は6~7年。脚は21対。アオズムカデの頭部は暗褐色で前種よりやや小型。 | 体長は5cmを超える個体もあります。脚は15対で長い。 |
分布 | 全国に分布。 | 本州以南から沖縄にかけて分布(アオズは青森以南に分布)。 | ゲジは日本全国に分布する。 オオゲジは関東以南。 |
害 | 集団発生にともなう人家内や外壁の徘徊による見た目の不快。また、種類によっては、刺激をすると体表から有害な分泌物を排出します。 | 両種とも咬まれると、痛みが激しく、咬まれた箇所は炎症を起こします。2度目以降の刺咬で稀にアナフィラキシーショック症状が起きます。 |
無害。しかし見た目が不気味なため嫌われる。逆にゴキブリなどを捕食する益虫の面もある。 |
生態 | 一般的には森林などの土壌中に生息し、腐食した植物を食べ分解する益虫です。街中の植え込みの下草管理が不十分だとそれを餌とし、5月中旬から6月下旬にかけて大発生し、問題となります。 | 夜行性。昼間は倒木や廃材、落葉層などの下に潜み、そこに生息する昆虫類などを捕食します。 | 夜行性。一般的には森林などの林床内に生息し、他の昆虫類を捕食する益虫。 |
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