野良ネコとの付き合い方

野良ネコは何でも食べるため、寄生虫や感染症の原因となる病原体の保有率が高くなります。また去勢・不妊されていないことから発情期の活動が活発で繁殖します。これらがネコから人への病気の感染や糞便・鳴き声の被害の原因となります。反面 、「動物の愛護及び管理に関する法律」によって保護され「駆除」は許されませんし、虐待等には罰則が科せられます。
野良ネコが増える原因は飼い主による飼育放棄されたネコが不妊・去勢もされず気まぐれな餌やり等により繁殖することによります。このため行政は、飼い主に適正飼育を義務づける一方、野良ネコを「地域ネコ」として、市区町村、地域住民、自治会、市民団体等が協力し、秩序だった餌やり、猫用トイレの設置、繁殖防止のための去勢・不妊手術の助成等を実施し、野良ネコ繁殖の抑制に取り組んでいます。去勢・不妊については、東京都の62区市町村のうち、53区市町村で費用の一部助成(一部区市町村では全額)が行われています。なお、各区市町村で内容が異なりますので各区市町村のホームページを確認、または電話でお問合下さい。「地域ネコ」とし取組みの内容については、市区町村により差がありますので、お住まいの自治体、動物愛護センターにお問い合わせください。

床下に侵入したネコ
床下に侵入したネコ
お問い合わせ、ご相談は、お気軽に当協会事務局へ
03-3254-0014

 

トップページに戻る