チャドクガ

チャドクガ

ドクガの分布は日本全国にわたり、サクラ、ツツジ、ツバキ、ウメなど多食性で食草は数百種におよびます。チャドクガは日本国内では岩手以南の本州、四国、九州に分布し、チャやツバキ、サザンカでしばしば大発生し、問題となります。

ドクガの発生は年1回で成虫は6~7月に発生します。卵塊には約500個の卵が含まれ、脱皮を繰り返し、11月ごろケムシ(中齢)が落ち葉の下で越冬し、翌年羽化して成虫になります。成虫は濃黄色で中央に”くの字状”の帯がみられます。

チャドクガの発生は年2回で成虫は6~7月と9~10月に発生します。葉裏に卵塊を産みつけ越冬し、4~6月、8~9月の年2回ケムシが発生します。成虫の翅は黄色から黄褐色で、メスは2つの黒点がみられます。

両種は卵・ケムシ・蛹(まゆ)・成虫のいずれでも毒針毛を持ち、皮膚に刺さると強い痛みを引き起こします。チャドクガの毒性はドクガよりもやや弱いが、庭木に集団でいるため、ケムシの被害が大きい。

お問い合わせ、ご相談は、お気軽に当協会事務局へ
03-3254-0014

トップページに戻る